職業野球を追いかけて

引退・戦力外・自由契約になったプロ野球選手を紹介したり、トレードやドラフトなどの各種データを掲載するブログです。

制球難に陥った速球派左腕-佐藤勇

佐藤 勇 さとう・いさむ

1994年9月18日生まれ 福島県出身

身長182cm 体重85kg 左投げ左打ち

光南高–埼玉西武ライオンズ(2013〜2017)

 

※通算成績 7登板 1勝3敗0S 0H 25回 防御率5.76

 

光南高を経由して、2012年のドラフト5位で西武に入団。順位は下位だが、先発左腕として期待されていた。

 

入団1年目は二軍で14試合に登板して2勝0敗、防御率3.89。まずまずの成績を残した。だが、2年目に12試合で1勝6敗、防御率4.95と打たれる場面が目立ち始め、3年目の2015年は18試合で4勝12敗、防御率6.34。完全に不調に陥ってしまった。

 

入団時の線の細さが解消されると共に成績が悪くなった印象で、体のバランスが崩れたのかもしれない。この年は88回を投げて与四球74と、制球難に苦しんでいた。

 

4年目の2016年に、ようやく一軍初登板。7試合のみの登板だが、1勝3敗、防御率5.76で、プロ初勝利を記録した。

 

ぐいぐいとインコースをストレートやスライダーで攻めていくタイプで、「強気な投手だな」という印象だった。しかし、いくらなんでも25回を投げて死球5は与えすぎ。暴投3つに与四球13と、制球難は相変わらずだった。

 

球の勢いがあり、インコースを攻められる。スライダーとフォークのキレもなかなか良い。それだけに制球難が直れば楽しみな存在に思えた。

 

しかし、翌2017年は二軍で14試合投げて、1勝1敗、防御率10.64。たった11回で22与四球、死球3に暴投2と散々な成績。イップスの類かと思われるほどの制球難で、一軍登板はゼロ。オフに戦力外通告を受けた。

 

球が速く、スライダー、フォークも良かっただけに、5年での戦力外は残念。素材には光るものを感じさせたが。