職業野球を追いかけて

引退・戦力外・自由契約になったプロ野球選手を紹介したり、トレードやドラフトなどの各種データを掲載するブログです。

絶妙なグラブ捌きを見せた守備固めー飯山裕志

飯山 裕志 いいやま・ゆうじ

1979年7月13日生まれ 鹿児島県出身

身長178cm 体重78kg 右投げ右打ち

れいめい高ー日本ハムファイターズ(1998〜2017)

 

※通算成績 911試合 打率.202(743-150)1本 45打点

 

スーパーサブ的な内野手れいめい高校から1997年ドラフト4位で日本ハムに入団。

 

遊撃手として二軍で経験を積んだが、入団後数年はなかなか一軍に上がれず。原因は打力の弱さにあり、これがネックとなっていた。

 

2005年にようやく一軍で42試合に出場。守備固めなどがメインで打率も.226本塁打も0本だったが、一軍に台頭できた。すると、2006年は86試合、2007年は105試合と出番が増加。2007年は49打数と少ないながらも打率.306を記録した。

 

打力の弱さは相変わらずだったが、遊撃手を中心に、二塁、三塁、外野を守り、緊急時に備えて捕手の練習をするなど、ユーティリティーとして磨きをかけた。派手なファインプレーをするわけではないが、堅実で、グラブ捌きやイレギュラーバウンドへの対応力など、玄人好みのプレーが印象深い。

 

ただ、2008年辺りはエラーをする場面も見かけるように。終盤の守備固めで使われるだけに、大事な場面でのポカも見受けられた。

 

それでも守備固めで安定して70試合以上に出場。2010年に金子誠が故障した際は代役でスタメン出場するなど、活躍の場を広げた。

 

ただそれでも一向に打率は伸びず、すっかり“守備の人”になってしまった印象も。あまり積極的に球に手を出さないタイプだが、打力が無いために相手投手に怖がられず、あっさりとストライクを取られて追い込まれ、凡打や三振を喫する場面が目立った。

 

2011年辺りになると、エラーも減り、守備では熟年の域に入った印象。打撃は相変わらずだが、守備固めとして安定して出場機会を得ていた。

 

しかし、2016年は右太ももの故障で36試合の出場に留まった。オフにFA権を行使せずに残留となったが、2017年は再び故障離脱。わずか10試合の出場に留まり、9月14日に現役引退を発表した。そして10月3日に引退試合を行ったが、これも8回から遊撃に就く、守備固めでの出場だった。

 

打撃こそ非力で目立った活躍は出来なかったが、玄人好みの守備を見せるいい選手だった。現役はちょうど20年続けたことになる。それだけ首脳陣に評価された証拠か。

 

引退後は二軍内野守備走塁コーチに就任。若手内野手に自身の技術を伝えたい。