職業野球を追いかけて

引退・戦力外・自由契約になったプロ野球選手を紹介したり、トレードやドラフトなどの各種データを掲載するブログです。

3580日振りの白星-阿部健太

阿部 健太 あべ・けんた
1984年9月8日生まれ 愛媛県出身
身長:184cm 体重:77kg
右投げ右打ち 松山商業-近鉄(2003~2004)-オリックス・バファローズ(2005~2007)-
阪神(2008~2011)-ヤクルト(2012~2014) 
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2年夏の甲子園で140km後半の球を投げていた投手で、02年ドラフト4位で近鉄に入団。

本格派のような投手で、140km台のストレートと、スライダー、チェンジアップを投げる。
投球フォームは岩隈そっくり2段モーションだったが、いつ頃からか止めていた。
二段モーションが厳しくなった04、05年辺りからだろうか?

一年目の映像を見る限りでは、140km台中盤のキレのあるストレートを投げている。
動画内のMAXは148km。


(グラブの色は黒)

高卒とはいえ、期待されていた一年目だったが、見事2勝をあげる活躍。
新人王を獲らせるために、25イニングで登板を止めさせる配慮をするなど、首脳陣も期待していた。

ところが、ここからが阿部の長いトンネルの始まりだった。
04年はファーム中心で規定投球回に達するが、防御率は6.49
05年、06年、07年と二軍中心で、07年オフに阪神へとトレード。

このトレードが上手くはまったのか、08年は敗戦処理からはじまって、中継ぎとして32試合に登板。
09年は先発にも挑戦したが、白星は上げられず。
この年は先発に挑戦した影響もあったのか、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、シュートと様々な球種を投げている。
私の主観だが、そのなかでも一番の武器はチェンジアップだったのでは無いだろうか。 

10年、11年と一軍登板が無くなると、オフに自由契約
ヤクルトへと移籍した。
移籍一年目の12年は敗戦処理中心で15試合登板。
可もなく不可もなく、といった成績だった。
球速もいつの間にか昔ほど速くは無くなってしまっており、前述のように多彩な変化球を投げる投手へとなっていた。

13年には中継ぎ登板した試合で、チームが逆転勝利をあげ、プロ一年目以来、3580日振りの白星をかざった。
これは、遠山(元阪神ほか)を越える国内最長ブランクであった。

14年は11試合に登板するが、自己最悪となる自責点防御率13.81
オフに自由契約となり、引退を表明。打撃投手へと転身した。 


※参考文献 ヤクルト 阿部 10年ぶり勝った!国内最長ブランク、遠山超えた ヤクルト野口に戦力外通告 阿部は引退