職業野球を追いかけて

引退・戦力外・自由契約になったプロ野球選手を紹介したり、トレードやドラフトなどの各種データを掲載するブログです。

心からの言葉を口にした投手-高堀和也

高堀 和也 たかほり・かずや
1987年6月11日生まれ 富山県出身
183cm 70kg 右投げ右打ち
砺波工高-三菱自動車岡崎-東北楽天ゴールデンイーグルス(2010〜2016)

※通算成績 27試合 4勝0敗0S 28回1/3 防御率3.49

2009年のドラフトで、楽天に4位指名を受けて入団。

1年目は二軍で17試合に登板して、23回1/3を投げて防御率5.40。2年目も26試合、31回を投げて、奪三振19、防御率3.48で一軍登板なし。
リリーフタイプだが球速が平凡で、三振をそこまで奪えない点が痛かった。

2年間一軍登板がなく、このままで終わるかと思ったが、2012年に一軍初登板。後半戦で一軍に昇格すると、敗戦処理を中心に13試合を投げた。
相変わらずストレートに速さはないがキレがあり、縦に落ちるスライダーも威力を発揮。15回2/3を投げて12奪三振防御率1.15と結果を残した。

翌年も春から投げ始めて途中まで結果を残したが、その後二軍落ち。そのまま一軍に復帰することは叶わず、14試合で防御率6.39という成績に終わった。
2014年も二軍で15試合投げて防御率10.80と悪く、オフに戦力外通告を受けて育成選手に。

最後の2016年は二軍で10試合11回を投げて奪三振12、防御率0.00と結果を残したが、支配下登録は叶わず、二度目の戦力外通告を受けた。

ラストシーズンで結果を残したがチャンスをもらえなかった点は不運。29歳ということもあり、伸びしろが感じられなかったためだろうか。
キレで勝負するタイプだが、球が速いわけでもなく制球も平凡。縦のスライダーも目をみはるほどの変化をするわけでない点が、首脳陣にアピールできなかった原因か?
悪い選手ではなかっただけに、一軍に上げるかトレードで他球団でチャンスを与えられてもよかった。

余談だが、NHK佐藤義則コーチのドキュメンタリーを放送していた際、出演した高堀が「野球、上手くなりてえ……」と静かに口にしていた事が印象に残る。
プロの野球選手としての願いが込められた、心からの言葉だった。